宮川えみ子県議が一般質問、豪雨災害で県独自の支援策を求める

19日、宮川えみ子県議が一般質問を行いました。宮川県議は8日に発生した台風13号の豪雨被害で国の支援制度が適用されない被災者に独自の支援を県が行うよう求めました。県は、既存の支援制度の対象外になる半壊以下の床上浸水世帯に対し、支援を検討すると答えました。2019年の台風19号のときには、県独自で10万円の特別給付金を支給しています。その他には,ALPS処理水の海洋放出、原子力損害の追加賠償、物価高騰、熱中症問題などで質問しました。

共産党県議団、被災地域を訪問し被害調査

15日、共産党県議団と丸本由美子予定候補は、台風13号の被害がひどかった内郷地区に入り被害調査を行いました。調査に先立ち、いわき市役所を訪れ、危機管理部次長の横内洋氏からいわき市内の被害状況と災害対策本部の取り組みなどをお聞きしました。訪問した内郷二中では、鈴木校長先生から、体育館のフロアが浸水したため使えなくなる可能性もあることや床下浸水により消毒が必要なこと、生徒たちの健康第一に取り組みたいとの説明を受けました。内町前田地域では、平屋に住む高齢の方が、浸水ににより台所のテーブルの上に避難し一夜を明かした体験などを聞きました。

夏井川・好間川・新川水害対策促進の会がいわき建設事務所懇談

15日、「夏井川・好間川・新川水害対策促進の会」はいわき建設事務所の小川主幹らと懇談しました。台風13号被害で忙しい中でしたが時間をとっていただきました。感謝です。夏井川等の改修工事の工期の延長についてと進捗状況を聞きました。また、台風13号の被害状況などをお聞きし懇談しました。

内郷内町、赤井地域で被害調査、水が引くまで台所のテーブルの上に

12日、県議会は休会日。いわきに戻り台風13号の被害調査を行いました。被害がひどい内郷内町地域で親戚でもある、高齢一人暮らし宅を訪問。一階建ての家では、増水で逃げ場がなく、水が引くまで台所のテーブルの上にいたといいます。この日は社協や生協病院、共産党後援会のボランティアの人たちが被災住宅の災害ごみの片づけや土砂の撤去を行っていました。こうしたボランティアが足りず、申し込みにこたえられない状況があるといいます。また、赤井地区の茨原川周辺をみてまわりました。川底と堤防の差がなく、増水時は容易に越水すると感じました。堤防のかさ上げと河道掘削は緊急の課題です。

ふすま中段にある横のシミが浸水でできたもので、ここまで床上浸水があった

台風13号に伴う豪雨被害の救済の申し入れ、民青同盟の高等教育の負担軽減の署名提出

11日、台風13号に伴う集中豪雨被害の救済に関する申し入れを行いました。いわき市、南相馬市での豪雨被害に対する救済を求めました。いわき市での被害はひどく、現時点で、1名の死亡者、床上浸水1054棟と大きな災害です。申し入れは、全容把握を急ぐこと、国に激甚指定を求めること。り災証明の発行を急ぐこと、宅地の土砂被害も公費での処分を行うことなどを求めました。9日には、いわき・双葉地区と県議、いわき市議がいわき市に対して、災害ゴミの処分、り災証明の迅速な発行などの申し入れを行いました。

日本民主青年同盟福島県委員会が取り組んだ、高等教育の無償化求める800名を超える署名を議長に提出し、学費の軽減、奨学金の給付制などを県も議論し実現することを求めました。署名を集める中での対話は、「卒業時に480万もの奨学金返済という借金を背負うことになる」「家庭が経済的に苦しく大学進学をあきらめる青年がいる」などが出されたと、青年の実情などを訴えました。

9月県議会定例会開会、知事が議案説明

11日、9月県議会定例会が開会。内堀雅雄知事が議案の説明を行いました。冒頭、8日からの大雨によるいわき市、南相馬市の災害について報告。災害救助法による応急修理、災害廃棄物の処理、住家の被害認定調査を迅速に進め、復旧に取り組みと述べた。ALPS処理水については、「海に放出されていく様子などを複雑な思いで見守った、県民の皆さんの苦しみや葛藤に思いを馳せ」と述べた。県は海洋放出に、どうかかわったのか?当事者意識がないのではないか、と言いたい。岸田首相は、「全責任を持って対応すると約束した」と知事は言ったが、漁業者との約束を破り海洋放出に踏み切ったのは首相であり、「約束する」と言っても信用できないのは明らか。

内郷地域で被害調査、岩渕参議院議員も合流

10日、内郷地域をまわり、被害調査を続行。道路の陥没、法面の土砂崩落、白水地域では、車が折り重なって流され無残な姿に、午後は岩渕参議院の参加し、宮川えみ子県議とともに御台境町のさかえ幼稚園に。被害状況を伺いました。内郷内町地域に入り、ボランティアなどが土砂かきを行っている魚屋さんを訪問し激励。また地域の菅野さんに案内してもらい、越水箇所などを調査しました。高校生のボランティアなどが頑張っていました。

台風13号の豪雨で内郷地域で被害甚大

9日、昨日から降り続いた台風13号の豪雨は、いわき市内に甚大な被害を及ぼしました。内郷地域では、高野、宮、内町、白水の河川沿いの住宅の河川氾濫による床上浸水、崖崩れなど。高野地区では、河川沿いの石材会社が工場と自宅が浸水、自動車が7台浸水しました。その他数軒が床上浸水。宮地区では河川合流地点で越水、住宅が床上浸水、がれきによって住宅が破損するなど二重の被害です。内町地区でも越水により住宅地に土砂が流入、道路から1.6㍍近くも浸水するなど多くの住宅が浸水。白水地区も越水により、住宅自動車に甚大な被害。熊谷地区委員長、菅野宗長市議とともに調査をおこないました。夕方は小名浜地区労交流会に参加。

ALPS処理汚染水放出差止訴訟提訴集会

8日、福島市福島市民会館でALPS処理汚染水放出差止訴訟提訴集会が開かれました。原発事故の被災者に「二重の加害」を加えるものであり、汚染物質を故意に海洋に放出することは許されないこと、国際社会の反対を押し切って強行することは、国益を大きく損なうことなどから海洋放出を中止することを求めています。広田弁護士、原告代表あいさつの後、福島地裁までデモ行進し裁判所に提訴しました。その後、同会館で報告集会を持ち広田弁護士、北村弁護士、河合弁護士から報告を受け漁業者など原告から発言。質疑応答ののち行動提起、シュプレヒコールを行い閉会しました。第2次原告団の募集を行い、10月末に提訴に踏み切るといいます。