台風13号に伴う豪雨被害の救済の申し入れ、民青同盟の高等教育の負担軽減の署名提出

11日、台風13号に伴う集中豪雨被害の救済に関する申し入れを行いました。いわき市、南相馬市での豪雨被害に対する救済を求めました。いわき市での被害はひどく、現時点で、1名の死亡者、床上浸水1054棟と大きな災害です。申し入れは、全容把握を急ぐこと、国に激甚指定を求めること。り災証明の発行を急ぐこと、宅地の土砂被害も公費での処分を行うことなどを求めました。9日には、いわき・双葉地区と県議、いわき市議がいわき市に対して、災害ゴミの処分、り災証明の迅速な発行などの申し入れを行いました。

日本民主青年同盟福島県委員会が取り組んだ、高等教育の無償化求める800名を超える署名を議長に提出し、学費の軽減、奨学金の給付制などを県も議論し実現することを求めました。署名を集める中での対話は、「卒業時に480万もの奨学金返済という借金を背負うことになる」「家庭が経済的に苦しく大学進学をあきらめる青年がいる」などが出されたと、青年の実情などを訴えました。

9月県議会定例会開会、知事が議案説明

11日、9月県議会定例会が開会。内堀雅雄知事が議案の説明を行いました。冒頭、8日からの大雨によるいわき市、南相馬市の災害について報告。災害救助法による応急修理、災害廃棄物の処理、住家の被害認定調査を迅速に進め、復旧に取り組みと述べた。ALPS処理水については、「海に放出されていく様子などを複雑な思いで見守った、県民の皆さんの苦しみや葛藤に思いを馳せ」と述べた。県は海洋放出に、どうかかわったのか?当事者意識がないのではないか、と言いたい。岸田首相は、「全責任を持って対応すると約束した」と知事は言ったが、漁業者との約束を破り海洋放出に踏み切ったのは首相であり、「約束する」と言っても信用できないのは明らか。