朝宣伝。平商と四倉高校の「統廃合」懇談会は説明会

25日、内郷御台境の内郷事務所前で朝の宣伝を行いました。菅野宗長いわき市議、地域の党支部・後援会の人たちと参院選挙の結果報告、安倍元首相の国葬問題など30分にわたり訴えました。

平商業高校と四倉高校の県立高等学校改革懇談会を傍聴しました。内田いわき市長、地元有識者、学校関係者が意見を述べました。県教育委員会が主催する高校改革懇談会は、決まった方針の説明会というべきものです。参加者からは、「新聞報道で統合を初めて知った」「統合は決まっているよねと、半ばあきらめ気味」などの声が出され、統合ありき進む懇談会であることは明らかです。いわき市長からも「結論ありきでなく、地元の声をよく聞いて進めてほしい」との注文も出されました。

平商業と四倉高校の関係者の受け止めは、統合される高校と廃止される高校では違います。特に四倉高校は、高校生の活動が地域に根ざしており、「四倉の人の声はがっかりしている」「町行事に高校生が参加しており、高校がなくなれば活気がなくなる」「駅前から高校生の声がなくなるのは考えられない」などの意見が出されました。

また、県教委の質の確保のためにも一定規模が必要との説明に、「部活など一定規模が必要なのは理解できる」との意見があるものの、「3学級以下は質の教育できないというのは理解できない」「統合によるメリットだけでなくデメリットも発信してほしい」「少人数の中での教育を必要とする子もいるし、少人数教育に良い点もある」などの意見も出されました。