学校給食費無料化求め署名提出

27日、いわき市教育委員会に対し、小中学校の学校給食費無料化を求めて、菅野市議、高橋市議と宮川県議とともに844筆の署名一次分を提出しました。教育委員会の緒方次長と鈴木課長が対応しました。県内では7割を超える自治体が無料、または一部補助を実施しています。いわき市では新年度から多子世帯の補助を検討中ですが具体的な公表はありません。子供たちに安心した教育環境を提供するためにも実施すべきです。

朝宣伝と地域での街頭宣伝

26日、内郷地域の後援会のみなさんと内郷事務所前で朝の街頭宣伝を行いました。その後草野地域で流し宣伝と3か所で街頭宣伝年配の女性が「がんばれ」と声援をくれました。

国会議員団に同行し福島第一原発調査と双葉町、大熊町との懇談

22日、23日日本共産党国会議員団具串間チームに同行し、東京電力福島第一原発の調査と翌23日、双葉町、大熊町との懇談を行いました。

福島第一原発は、東電担当者の案内で1号機から4号機が見渡せるエリアで原子炉建屋外環を視察。またALPS処理水を放出する5,6号護岸立坑、双葉町側廃棄物エリアなどを視察しました。

翌日は、双葉町では伊澤史朗町長、徳永修宏副町長、平岩邦弘副町長らと大熊町では、島和広副町長らと懇談し町の復興の状況などをお聞きしました。

12月議会閉会、議案と2021年度決算で討論

21日、12月議会は閉会しました。今回の議会は、自民党が新型コロナ、災害を口実に憲法改正の議論を促進させる意見書を提出したことや県内初めての鳥インフルエンザの発生、避難者の公務員宿舎明け渡しの調停申し立てなど、重大な対決店や県民のくらし守る取り組みで議論が行われました。私は、議案と2021年決算に討論を行いました。

自民党提出の「緊急事態に関する国会審議を求める意見書にについては、緊急事態を口実にした憲法改正議論の促進を求めており、現憲法でも十分可能であるにもかかわらず、大軍拡、大増税を目指すものであり、反対しました。採決でも共産党県議団、県民連合は反対しましたが、自民、公明の多数で強行しました。

共産党が提出した、「憲法違反の敵基地攻撃能力の保有を含む大軍拡方針の撤回を求める意見書」について、憲法違反の先制攻撃の敵基地攻撃能力に反対し、大軍拡とそのための消費税増税など大増税、復興所得税の活用などくらしと平和を破壊することは許さないとして意見書への賛成を求めました。

避難者に公務員宿舎からの退去を求め、2倍家賃の請求など二重三重に苦しめる調停の申し立てに反対。高校統廃合は住民無視の進め方に反対し、いったん凍結して議論を尽くせと求めました。2021年度決算の認定は、新型コロナ対策では県独自の対策が乏しく、原発問題では国に物言わない姿勢を批判し、決算の認定は、不認定としました。

県憲法共同センターが緊急街宣、憲法改正求める意見書を採択するな!

19日。県憲法共同共同センターは、福島市AXCビル前で緊急街頭宣伝を行いました。12月議会に自民党が「緊急事態に関する国会審議を求める意見書」を提出したことで、採択うぃ中止させようと市民に呼びかけました。意見書は、新型コロナや災害などの緊急事態に対応する法整備が必要と緊急事態における憲法の在り方を議論するよう求めるものです。岸田首相の下、憲法違反の敵基地攻撃能力の保有や大軍拡を進めるために、憲法改定を目指すものにほかなりません。現憲法は緊急事態に十分対応できるものであり、自公政権のもと憲法蹂躙の政治を進めることこそ問題なのです。

高坂後援会が県議を囲むつどいと、高齢者にとって階段がきつい小川駅調査

18日、高坂後援会の県議を囲むつどい開かれました。来年の県議選の再選を目指すためのつどいで、支持者、後援会のみなさんと頑張る決意を新たにしました。12月議会の報告、補聴器補助の要望が議会に出されていることや学校給食費の無料化の運動が進んでいることなどを報告しました。岸田首相が戦争する国づくりを進めるもとで、アメリカとの地位協定が話題になりました。アメリカ軍の犯罪を日本がさばけないこと、辺野古の新基地建設は許せないなどが話しになりました。また、いわき市のプレミアム付きタクシー券がありがたいと話題になりました。5000円で7500円分使えるもので、いわき市の支援事業です。もっと進め高齢者のバスの無料化を実現してほしい要望で出されました。

小川の佐藤さんと共に、小川駅の調査をおこないました。駅のホームに行くために、急な階段を通らなければならず、高齢者にとっては不便との声が出されたいました。改ざんをなくして法務に行けるようにするか、エスカレーターのようなものを設置してほしいというものです。現地を見ると急な階段で改善が必要なことがわかりました。

好間後援会が市、県議会報告会

17日、好間地域後援会が、市議会、県議会報告会を開き、菅野宗長いわき市議と共に議会報告を行いました。

県議会は2日から21日までの16日間で行われ、12月議会には自民党会派が憲法改定の議論促進の意見書を提出していることを報告。コロナや災害で緊急事態のために法整備が必要と憲法の改正議論を進めるというものです。現憲法はこうした事態にも十分対応でき、問題は憲法を生かしていない政治にこそあると訴えました。岸田首相が進める大軍拡、大増税に反対する、共産党の意見書も提出しおり、戦争する国づくりをやめさせようと訴えました。

補聴器補助は、高齢者の社会参加、認知症の予防にとっても補聴器は必要ですが、高額なため普及が進んでいません。県や市町村の支援が必要です。3人の子どもを持つ参加者は、月1万5千円、それ以外にも教材費などがかかり大変、給食費の無料化を実現してほしいと話していました。

企画環境常任委員会、グリーン水素でなければ脱炭素にならない。

12月議会は15日、16日の2日間は常任委員会が開催されました。

15日は企画調整部。県が提出した区域外避難者の国家公務員宿舎からの追い出しと退去までの家賃を請求する民事調停の議案について質しました。東京東雲住宅と神奈川宮崎台への入居者に対して退去と未払い家賃の請求をおこなうもの。2017年に家賃支援を打ち切り、県は2019年から見退去者に2倍家賃請求をおこない精神的にも追い詰めてきました。原発事故由来の避難であり、法的手段ではなく避難者に寄り添う支援を求めました。 新型コロナ対応地方創生臨時交付君について使用目途が決められている部分の余った約6億円を国に返還しますが、収束せず感染が広がるもとで、国は県が自由裁量で使える部分を拡大し、返還請求はやめるべきです。イノベーション・コースト構想で作られたロボットテストフィールドなどや福島国際研究教育機構の施設などが県内企業の参加が進み、地元の経済や暮らしに役立つものになること、また施設の維持管理費が県民負担とならないよう求めました。またロボットテストフィールドの軍事産業の利用は、復興の趣旨からの反するものであり認めるべきではありません。県は、新エネ推進の目玉を水素ステーションや水素活用においていますが、現在においてはクリーン水素の供給は間に合わず、化石燃料からの製造では脱炭素にならず本末店頭になりかねないことを指摘しました。

16日は生活環境部。震災がれきの処理が遅れています。2021年2月発生の地震での処理状況は62.7%、2022年3月発生の地震での処理状況は5.5%です。県は災害判定の処理などで支援しますが、処理が進むよう支援を強めるべきです。JR東日本が示した赤字ローカル線に本県の磐越東西線、水郡線、只見線の維持については国が地方選の維持に責任を持つとともにJRも利益優先でなく、地域住民の足を確保する立場が必要です。路線バス支援として、バス運賃のキャッシュレス化の支援をおこないます。1台当たり約200万円の設置費用で3分の2を補助します。バス利用者が増えるといいですが、高齢者のバス無料化も県とすべきです。

宮本しづえ県議が一般質問、「県内全域を対象に中間指針の見直しが行われるべき」と知事の考え質す

13日、議会は一般質問が行われ、宮本しづえ県議が登壇しました。国の原子力損害賠償審査会は、賠償の中間指針の見直しに着手しましたが、問題は避難指示区域外いわゆる自主避難区域について賠償範囲を見直す考えがないことです。県南地域、会津地域は引き続き賠償範囲から外されています。宮本県議は、今年浅川町の飼料用稲から200ベクレルを超すセシウム137が検出され多様に県内どこでも放射能汚染の実態が報告されてもおかしくないとして、明確に県内全域を対象にすることを求めよと迫りました。

宮川えみ子県議代表、知事に3期目の県政運営では「国にはっきり物言う」姿勢求める

9日、宮川えみ子県議は、共産党県議団を代表して代表質問を行いました。内堀知事に対して、原発対応、コロナ対策、物価高騰対策の諸課題で、国に対して「いうべきことは言う」姿勢で、「福祉型県政」への転換を求めました。また、汚染水・ALPS処理水の海洋放出問題で知事選の大争点にもかかわらず、「賛否を言う立場にない」と言っていた知事に対して、「当選をもって県民は海洋放出を認めたものではない」とし、反対を表明すべきと迫りました。宮川県議は、そのほかに物価高騰問題、教育費の保護者負担軽減、新型コロナ感染症対策、高齢者の移動手段について、原発問題農業支援、高校統廃合問題など県の姿勢を質しました。