夏井川改修工事現地調査

7日、「夏井川・好間川・新川水害対策促進の会」は夏井川の改修工事の進捗状況などの調査を行いました。いわき建設事務所の事業部の遠藤さんらの協力のもと行われました。会では、第2工区のJR常磐線の橋脚周りの稼働掘削の様子、第5工区の磐城橋下流の堤防上の市道が狭まっている部分、第7工区の愛谷堰周りの稼働掘削計画、第13工区部の広畑橋の橋梁架け替えの状況などを遠藤さんの説明を聞きながら視察しました。

第2工区のJR橋梁まわりの稼働掘削は、県がJRに工事を委託しJRが施工します。橋脚まわりの稼働掘削と橋脚の補強も計画されています。第5工区の磐城橋下流側の市道が狭く交通に支障がある場所については、今回の工事は河川改修で堤防の拡幅は入っていない。市道拡幅は別途市との協議が必要とのこと。第7工区の愛谷堰まわりの稼働掘削は、現在よりも約1メートル掘り下げることになるとの説明です。会では以前から洪水時の流量確保のため掘削が必要を求めていました。第13工区は広畑橋架け替え箇所の稼働掘削ですが、用地交渉を進めつつ工事を着工したしたいとの説明です。

平窪市街地部の堤防に上る通路を作ることも柔軟に検討するとの説明です。市街地部の両面ブロック張りによる強固な堤防の築造については、引き続き求めていきます。

12月県議会開会、宮川えみ子県議全国都道府県議会議長会表彰(在職15年)、教育署名提出

6日、12月県議会が開会されました。県は、原油価格・物価高騰への対応などで195億円余りの補正予算を組みました。肥料や配合飼料の価格高騰対策、中小企業への緊急支援などですが、今緊急に必要なのは直接支援です。また生活路線バス事業者支援、省エネ家電購入支援などが出されています。

知事は三期目に臨む所信表明で「全国に誇れる子育て・教育環境」を創るとしましたが、保護者が願う学校給食費無償化は触れませんでした。また原発汚染水・処理水では、海洋放出反対の県民多数の声があるにも関わらず、「丁寧かつ十分な説明を重ね理解が得られるよう取り組む」と海洋放出前提の立場です。

宮川えみ子県議が全国都道府県議会議長会表彰を受けました。在職15年表彰です。宮川さん本人と支持者、党員の皆さんの奮闘の結果です。おめでとうございます。

またこの日、全県で取り組まれてきた「ゆきとどいた教育を求める教育を求める全国署名」が11,973筆の署名を議長に提出しました。参加者らは、保護者の教育費負担軽減、教職員の増員、学校給食の無料化などを求めました。