日本共産党福島県議団は、7月13日(木)午後1時30分から、二本松市福祉センターで「水素社会は本当にエコでクリーンか?」と題し学習会を開きます。講師は、環境ジャーナリスト、科学ライターの小澤祥司さん。
どなたでも参加できます。ぜひ多数おいでください。
日本共産党福島県議団は、7月13日(木)午後1時30分から、二本松市福祉センターで「水素社会は本当にエコでクリーンか?」と題し学習会を開きます。講師は、環境ジャーナリスト、科学ライターの小澤祥司さん。
どなたでも参加できます。ぜひ多数おいでください。
22日、6月県議会定例会は、代表質問が行われ、共産党県議団は、神山悦子議員団長が質問を行いました。憲法9条改定に対する知事の認識、福島新エネ社会構想にも位置付ける水素エネルギー導入の課題、除染や復興、医療・介護、国保問題、子どもの貧困などを取り上げました。
憲法9条について内堀知事は、「平和と繁栄について国民のたゆまぬ努力により国際的に信頼されてきた」と述べ改定については、我が国の安全保障にかかわることから国におい議論されるべき」と述べ改定については言及を避けました。
神山県議は、水素エネルギーについて、水素は自然界にはそのままの状態では存在せず、エネルギーを使い生成する2次エネルギーで、エコでクリーンどころか、生成する過程を経るごとにエネルギーロスを生じ、費用もかさむことなどから導入には課題があることを指摘しました。
http://www.jcp-fukushima-pref.jp/houkoku/2017/data/170626_01.pdf
20日、福島県議会6月定例会が始まりました。この日の本会議は、議長あいさつ、新任者挨拶後、16日間の会期を決定しました。その後、内堀雅雄知事が知事提出議案の説明。今回の議案については、福島イノベーション・コースト構想をさらに推進するための調査の費用、オリンピック競技の開催を見据え県営あづま球場を改修するための設計費用、ふくしま国際医療科学センターにおいて新たな放射性薬剤の研究・開発を行うための基金積み立てなど経費を計上しています。これにより一般会計補正予算の総額は、21億8百万円、本年度予算累計は、1兆7千204億8千1百万円。
イノベーション・コースト構想は、企業呼び込み型にならず、被災住民の復興、地元企業の育成こそ重要だと考えます。特に水素の製造や活用、IGCCの推進などは、財政的な過大な負担と地球温暖化防止に逆行します。オリンピックは競技開催地へ過大な負担にならないよう求めていきます。
今議会では、代表質問が神山悦子議員(22日2番目)、一般質問を吉田英策(27日3番目)に行います。
18日、日本共産党後援会が、いわき駅前で強行採決された「共謀罪」の廃止を求めて街頭宣伝を行いました。国民の声も憲法も民主主義も無視して強行した「共謀罪」。今度は、総選挙で自民、公明、安倍政権を退陣させ、野党連合政権で戦争する国づくりにつながる、特定秘密保護法、安保法制=戦争法、そして共謀罪の廃止を求めて力を尽くします。そのためにも都議選勝利を何としても。
11日、日本共産党いわき北部後援会の「共謀罪」反対の宣伝行動がいわき駅前で行われ、33人が参加しました。18日の国会会期末をにらみ、政府が会期延長や強行採決でめざそうとする緊迫した情勢のもと、駅前恒例になった、音の宣伝、ビラ、署名、スタンディングコール。コールはラップ調で太鼓の音楽付き。通りかかる高校生や若者が手を振ったり足を止めたりして聞いてくれました。廃案させるために最後の最後まで頑張ります。
10日、日本共産党福島県委員会が主催する、原発ゼロをめざすシンポジウム「原発事故から7年目―福島は今」が行われました。パネリストは南相馬市小高区在住の吉田さん、前橋市に避難し裁判でたたかう丹治さん、スーパー店主服部さん、果樹農家安倍さん、3児のママ保住さん、日本共産党参議院議員岩渕友さん、コーディネーターは県議団長神山悦子さん。
吉田さんは、事故後の避難は11回の引っ越し、避難解除で小高に戻ったが農業は、高齢化で後継者が心配。国は被災者に寄り添うというが信用できない。
丹治さんは、前橋に避難し6年、やむにやまれず避難し、身内の自死にも見舞われた。自主避難者切り捨ては許さない。前橋地裁判決は国、東電の責任を認めた。
服部さんはスーパーの売り上げは、震災前の9割、さらに賠償打ち切りに、民商の仲間とともに東電に請求し認めさせた。たたかってこそ活路開ける。
阿部さんは、果樹農家、今も風評被害で苦しんでいる。除染されない農地が残される。農地一筆ごとの線量マップが必要。
保住さんは、事故当時おなかの中に次女がいた。子供だけを避難させた。放射能の学習にも取り組んだ。無用な被ばくを避けること。原発さえなければ、失うことがなかった日常があった。
岩渕参院議員は、議員になり原発事故など20回の質問。福島切り捨てが表れている。①避難指示解除が次々進む②特措法にも表れる東電の責任免除③自主避難者への住宅無償提供の打ち切りなど発言。
8日、日本共産党福島県議団の福島第1原発、第2原発視察。県議団、事務局、市町村議員、県内の衆院小選挙区予定候補者、保団連の医師など総勢20名。
第1原発は、構内をバスの中から視察。事故を起こした1号機から4号機、構内のがれきの撤去作業は進み冷温停止状態は維持しているものの、1号機の放射能飛散防止のカバーを取り外し現れたがれき撤去はこれから。使用済み燃料も1号機から3号機までの取り出し、溶け落ちた燃料デブリの取り出しは今後、相当の時間がかかります。
汚染水対策では、1日120m3の地下水の流入があり、ウエルポイントなどからのくみ上げが20m3、セシウム吸着装置サリーやキュリオンでで処理をして210m3は燃料の冷却、そして140m3は貯蔵タンクにたまり続けます。現場作業員の安全をお願いしたい。
第2原発は、防護服に着替え4号機の格納容器内、圧力容器の真下まで入り制御棒などを駆動する装置を視察しました。第1原発2号機に投入したロボットが通った同様の経路を第2の4号機で確認しましたが段差があり格子状の床であり、相当な困難を伴う作業だと感じました。震災時は津波が押し寄せ、電源喪失が起きたものの非常用電源で事故は免れました。第2原発廃炉は県民の願い、国、東電は決断すべきです。
5日、今日は朝から団会議、6月議会の質問項目のうちあ合わせを行いました。代表質問は神山団長、22日。私は、一般質問、27日。
午後は、みんなで新しい県政をつくる会の会議。県議団からの報告を行った後、要望を聞き懇談しました。国保広域化、医療、介護、教育などで意見が出され、特に子育て世代では、学校の教材費、給食費などの負担が大変だといいます。
4日、いわき駅前で「共謀罪」廃案を求める宣伝、署名、チラシ配布の行動を衆院福島5区予定候補くまがい智さん、日本共産党後援会の人たちと行いました。総勢34人。1時間にわたる行動で「共謀罪」廃案!が駅前に轟きました。若いカップルは、ビラを見て、「共謀罪」って何ですかと聞いてきたので、「一般の国民も対象に心の中を覗き見て処罰するもの、メールなどを盗聴し監視社会をつくるもの」と話すと、「絶対に廃案にしてください」と共感を示してくれました。
最後は、道路わきに参加者全員で立って、「共謀罪」反対のコールをラップ調で行いました。このために、太鼓を用意し練習までしたという本格的なもの。くまがいさんのコールで「共謀罪は絶対反対」「テロ対策と嘘つくな」「憲法変えるな政治を変えろ」など大声でコールしました。
1日、今日から6月、6月議会も20日からで、議会準備も本格的に始まります。今日は、2017年6月定例県議会に関する申し入れを知事に行いました。東日本大震災・原発事故から6年3か月、まだまだ問題は山積み。避難指示解除に伴う住民の帰還の問題、前復興大臣の暴言問題、そして、「共謀罪」や憲法9条改定では、しっかり国に物言う姿勢が必要です。申し入れは神山団長が全体にわたり説明し、各議員が個別問題を申し入れました。私は、教育問題、商工、農林業問題を申し入れました。
教育では、国が教育勅語、銃剣道を取り入れようとするもとで、平和教育や民主主義教育が求められる学校現場にはそぐわないと、取り入れないよう求めました。高校統廃合も6月答申が出ると言いますが、1学年3クラス以下を機械的に対象にせず、地域や保護者の意見を聞いて判断することを申し入れました。中小業者の賠償でも2倍相当の賠償が終わることから実態をよく聞き支援を尽くすこと、米の直接支払い交付金が廃止後も支援の継続、県独自の支援をおこなうよう求めました。
申し入れ文:http://www.jcp-fukushima-pref.jp/seisaku/2017/data/170601_01.pdf