12月議会閉会、議案に対する討論おこなう

19日、12月県議会最終日。知事提出議案及び議員提出議案(意見書)の採決と各請願の採択を行いました。採決に先立ち、私が議案に対する討論を行い補正予算には賛成し、各議案については、教育施設である郡山自然の家の指定管理者の指定はなじまないこと、初めての指定で会うこと、県外の事業者であることなどで反対しました。また、議員、特別職の期末手当の引き上げにも反対しました。

宮川えみ子議員は、2017年度決算について不認定の立場で討論を行いました。


その他の議案(意見書)では、共産党が提出した「憲法9条の改正に反対するとともに憲法審査会での審議を行わないよう求める意見書」は、立憲民主党の古市議員、高橋議員、社民党の紺野議員が賛成してくれました。起立少数で否決されましたが、こうした積み重ねが野党共闘への大きな流れになっていきます。
また、消費税10%への引き上げ中止を求める意見書では、個人消費が落ち込んでいることや経済対策としてポイント還元などをおこなうなどは本末転倒であり、引き上げないことが景気対策と討論で訴えました。
今回は教育署名提出もあり教育関係の意見書が多いのが特徴でした。就学支援や私学助成を充実させること、県独自の学力テスト中止などです。国際理リニアコライダーの誘致実現を求める決議は、日本学術会議が、成果が巨額の経費負担に見合わないとして「誘致を支持するに至らない」との見解を踏まえ、賛成しませんでした。また、今議会で「障がいもある人もない人も共に暮らしやすい福島県づくり条例」「福島県手話言語条例」を全会一致で可決しました。ろうあ者の団体の方々が傍聴に来ており、共産党控室にも見えられました。

議会開会前の昼休み、県庁前広場で、憲法市民アクション集会があり参加しました。県議団と大橋さおりさん、野口哲郎さんと写真撮影