避難地域復興・創生対策特別委員会の県外調査

2日から4日にかけて福島県議会避難地域復興・創生対策特別委員会の県外調査がありました。私は、神山悦子委員とともに参加しました。調査箇所は、①国立大学法人岩手大学三陸復興・地域創生推進機構が行う東日本大震災からの復興支援について。当大学は教育、生活、水産業復興、ものづくり、農林畜産、地域防災の支援を大学あげて行っています。次は②女川町の住民参加型の復興まちづくり。大きな被害を出した女川町は、高台移転のための工事が急ピッチ。若い世代だけでなく各世代の住民合意は課題と感じました。③石巻市の防災集団移転促進事業。特に牡鹿半島部の移転先の団地造成はリアス式の地形や住民が意向調査後に移転断念するなどなかなか大変な事業であることが分かりました。④宮城県議会では復興の取り組み、原子力防災対策について⑤東北大学病院では地域医療復興の取組みについて。地域に定住し、地域医療に貢献する医師の育成は地域住民の願いでもあり、取組みを期待していと思います。関係者の皆さんお世話になりました。

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会場となった女川町まちなか交流館の前で
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石巻市の牡鹿半島部での高台を造成して住宅建設
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石巻市街の東日本大震災時の津波の高さ表示
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最後の調査箇所となった東北大学病院の正門前で