いわき総合高校、好間高校の統合、高校改革懇談会

21日、いわき総合高校と好間高校の第一回高校改革懇談会がいわき総合高校で開かれ、宮川県議と共に傍聴しました。高校化改革後期計画の第一弾だが、やはり統合ありきの説明会になっている。参加したいわき市長からも「統合ありきでない議論が必要」との発言があった。参加者からは、「統合ありきの発表で同窓会としてはどうしようもない。うまくまとまってほしい」と。他の参加者からも「統合は仕方ない選択」と統合やぬなしの発言が相次ぐ。前期計画では、「統合ありき」で突き進む県教委の在り方が問題だったはずではないか。こうした発言に大沼教育長は、「統合ありきで進めたとの指摘は真摯に受け止める」と発言。1クラス本校化や少人数学級での存続も選択肢に加えるべきだと思う。

少子化の進行によって本県の1学年当たり2学級の割合が高いとの説明だが、福島県は県土面積が広く生徒の通学や地域との結びつきを考えれば学校数が多くなるのは必然ではないか。生徒の通学や空き教室の利用など問題は多くある。

また、参加者から、少人数でないとついてゆけない生徒がいる。少人数教育は残してほしいと。様々な事情を抱える生徒の受け入れはどうするのか。なくなる高校はそういう役割も果たしていた。この指摘は重要だと思う。県は十分時間をかけ、地域の人たちと考えるべきです。