神山悦子県議追加代表質問、国が学校に送付した汚染水チラシの回収求める!

28日、神山悦子議員は追加代表質問を行いました。国がALPS汚染水(処理水)は安全だとするチラシを学校に直接送付した問題や学校給食費の無償化、高校タブレット端末を全額公費負担を求めました。

神山議員のALPS処理水に関するチラシを教育委への連絡なしに、公立学校に直接送付した国に抗議すべきとの質問に、「県や市町村の教育委員会に対して事前に連絡が無かったことについては、今後改善していただくべきことと考え、過日(2/21)国に対して申し入れを行った」と答えました。チラシ配布状況は、「公立小中学校で5割程度、県立学校で7割程度がすでに配布済み」。配布を中止し回収すべきとの質問には、「県教委としては配布の中止や回収を行う予定はない」と。再質問への答弁で、「県の考え方については市町村にお知らせしている。その先、市町村独自の判断については、尊重したいと考えている」と答えました。今回の件は、教育行政に対する国の政治介入と思うがどうか。との質問には、「学校に直接送付されたことをもって、教育行政に対する政治介入がなされたとは考えていない」と答えました。国のこうした対応について、原発被災県としても強く抗議すべきです。また、給食費無償化には背を向けつつも予算は69億円との試算を示しました。