共産党県議団が委員会に議案から聾学校の校名変更だけを削除するよう修正案を提出

20日、商労文教委員会に県立特別支援学校条例の一部を改正する条例について修正案を提出し提案理由を述べました。

県は、12月定例会に、福島県立聾学校の校名を福島県立聴覚支援学校にするなど14校の校名変更の議案を提出しました。これに対して、県立聾学校PTAや同窓会などが、耳が不自由という困難な中で差別とたたかってきたなか、「聾(ろう)という言葉が母校から消えることは、私たちの誇りを奪うこと」。そして、「進め方も関係者の意見も聞かず、条例提出後に中身を知った」と「聾」という言葉を残してほしいと訴えています。

私たち共産党県議団は、議案から聾学校の校名変更だけを削除するよう修正案を提出し、反対がある中での校名変更はすべきでなく、関係者との合意形成を求めました。

全国的にも「ろう」という言葉を残した支援学校があります。何よりも、意見を聞く姿勢こそ教育に求められます。