3日、岩渕友参院議員、くまがい智5区候補、宮川えみ子県議、私の4人は福島県漁連、いわき市漁協を訪問し懇談し要望などをお聞きしました。県業連では、中田研二常務理事、八多宣幸災害復興プロジェクトチームリーダーが対応してくれました。試験操業の対象魚を3種類から、現在では97種にまで増加させています。しかし、試験操業の漁獲量は着実に増加しているものの、平成28年の漁獲量は、震災前10年平均の8%と低い状況だが漁獲量の増大を目指したいといいます。また、線量検査では、実際はほとんどが不検出といい、検査をすることが、消費者の安心につながると引き続き、検査の強化を図っていくといいます。漁協では、消費者に魚を安心して食べてもらうために安全性や美味しさを知ってもらう取り組みを行っています。
いわき市漁協では、江川章組合長ら5人の役員の方々が対応してくれました。組合長は、「東電のトリチウム汚染水の海洋放出発言は、国民の声も協業関係者も無視をするもので納得できない。」「今後いわき市漁協の復興、漁港の整備では、漁協や組合員の意見をよく聞いて対応してほしい」などと話をされ、出漁の回数も増え後継者対策でも明るい兆しが見えると、様々な課題はあるものの漁業の将来に展望があると話していました。
午後は、楢葉町や浪江町からの避難者の方の仮設住宅や復興住宅を訪問して懇談し要望を伺いました。