東京電力が原発事故をめぐり、いわき市民訴訟原告団に謝罪

17日、東京電力が原発事故をめぐり、いわき市民訴訟原告団に謝罪した。東電が同種の訴訟で謝罪をおこなったのは3件目。3月10日の仙台高裁判決は、国の責任を認めなかったものの、東電には責任を認め損害賠償の支払いを命じました。東電が上告を断念したために判決が確定しました。東電の福島復興本社の高原一嘉代代表が東電小早川智明社長の謝罪文を代読し「心から謝罪いたします」と述べた。原告団の伊東達也団長は、「判決文にある経営上の判断を優先させた」などの指摘に降れないのは、「真摯な態度とは言えない」と指摘し、2度と事故を起こさない誓いを優先することを求めた。