29日、みんなで新しい県政をつくる会は、県知事選挙の結果を踏まえ、県立南会津高校の存続を求めて、知事、教育長に要請を行いました。中野県立高校改革室長が対応しました。知事候補としてたたかった草野芳明さんは、県立高校統廃合計画の中止の訴えは県内各地で大きな反響があったとし、特に南会津高校の統廃合については、「見直してほしい」「冬の田島に通学することは絶対無理だ」「通える学校がなくなってしまう」など切実な存続を求める声が寄せられたと言います。こうした声を受け、「南会津高校と田島高校の統廃合をいったん凍結し、住民との話し合いを継続し、存続させること」を求めました。統合後の通学バスや寄宿舎などの詳細はこれからというもので、生徒や父母への負担や住民の不安は解消されていません。県は、「理解されていない人がいるが説明は尽くされた」という姿勢です。いったん凍結し、話し合いを継続するべきです。