23日、遠野町の環境を考える友の会は、いわき市に三大明神風力発電事業の中止を求める要望書を提出し、担当部局と懇談しました。会では、土石流災害の危険が増すことや生活用水の汚濁や渇水を引き起こす可能性があると指摘し、中止を求めています。また、いわき市が事業地域の保安林解除を認めないよう求めています。しかし、いわき市は保安林解除について、事業の整合性、安全性、地元合意を判断して、同意したといいます。会は、安全性は国、県が示したものでありいわき市独自の判断がないこと、地元同意は、区長の同意であり住民の8割は反対であることなどを訴え、いわき市として事業中止を求めました。