双葉郡に救急医療班を設置

12日付の福島民報の報道によると双葉郡に救急医療班を配置することを県と福島医大が決めました。原発収束作業や除染作業で日中の人口が増え、さらに国、県は帰還を促すなか住民からは医療体制の充実の声が出されています。帰還の前提は、医療機関の充実です。

今月4日夜大熊町の常磐道で発生した交通事故で、あらためて双葉郡内の二次救急医療機関がないことが問題になりました。この事故では、いわき市や郡山市、南相馬市の病院に搬送しましたが、完了したのは4時間後だったそうです。

原発事故で二次救急医療体制が壊された双葉郡で医療体制を再建させ、医師、看護師などの人材を確保し、住民の不安にこたえることは喫緊の課題です。この流れを力強く進めてほしいと思う。

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