9日、総務常任委員会で宮川えみ子県議らが県内消防団の充実強化についておこなった質問の県の答弁です。
県内消防団の充実強化を求めたことについて県は、
- 避難地域の消防団は、避難している地域も含めて組織の維持を行う。検閲・PRなど組織維持活動を中心に活動する。
- 全県的には大規模災害時の時活動してもらえるようにOBの組織作りを行う。
- 女性消防団員を強化し、予防・救護・避難所運営などの活動が強化されるようにする、この分野では女性ならではの活動が大きい。
- 後継者つくりでは高校訪問などの説明を強化する。いわき市の場合昨年は、四倉・小名浜・磐城農業高校などで行ってきた。
- 県職員・市町村職員など公務員の消防団への参加が促進されるよう取り組む。
- 携帯電話が通じにくい山間部の連絡体制強化についての対応も求められ、重要地点に(高速道路の緊急電話のように)配置することなども質問答弁がありました。
福島県の消防団員は全国5番目(それでも1954年比では現在6割です)で、いわき市は市部では一番多く約3600人です。国から来る特別交付税は、2014年3月補正予算に約7千5百万増やしてもらった。(いわき市は約1千5百万増やした)との説明もありました。直接現場で活動している消防団員の要望をよく聞いて対応してくれるように求めました。(宮川えみ子県議談)