障がいのある人もない人も共に活躍できる社会、リカバリーを語う会

9月1日(土)「リカバリーを語ろう会」に参加しました。リカバリーとは、「回復」と訳されますが、精神保健福祉の分野では、症状がなくなることではなく、「人として尊重され、希望を取り戻し、社会に生活し、自分の目標に向かって挑戦しながら、かけがえのない人生を歩むこと」とされています。主催したのは「時の風」で福島県精神障がい者ピアサポーター養成研修の受講者を中心に結成された当事者グループです。この会合では、当事者によるリカバリーストーリーの発表が2人からありました。1人は50年前に精神を患い、治療に専念し今ではピアサポータになり通信大学にも入学するなど頑張っている方。もう一人は、「自分の病状をよく知り、無理をせず、病気のことは考えずに生活している」とまわりの理解もあり病気とよく付き合っている様子です。障がいのある人もない人も共に活躍できる社会が大切だと改めて感じました。