20日から6月県議会定例会

20日、福島県議会6月定例会が始まりました。この日の本会議は、議長あいさつ、新任者挨拶後、16日間の会期を決定しました。その後、内堀雅雄知事が知事提出議案の説明。今回の議案については、福島イノベーション・コースト構想をさらに推進するための調査の費用、オリンピック競技の開催を見据え県営あづま球場を改修するための設計費用、ふくしま国際医療科学センターにおいて新たな放射性薬剤の研究・開発を行うための基金積み立てなど経費を計上しています。これにより一般会計補正予算の総額は、21億8百万円、本年度予算累計は、1兆7千204億8千1百万円。

イノベーション・コースト構想は、企業呼び込み型にならず、被災住民の復興、地元企業の育成こそ重要だと考えます。特に水素の製造や活用、IGCCの推進などは、財政的な過大な負担と地球温暖化防止に逆行します。オリンピックは競技開催地へ過大な負担にならないよう求めていきます。

今議会では、代表質問が神山悦子議員(22日2番目)、一般質問を吉田英策(27日3番目)に行います。

議場全景
議案説明を行う内堀知事