本宮市、郡山市で台風19号被害調査

18日、日本共産党福島県議団は台風19号被害がひどい本宮市、郡山市で被害調査。本宮市では渡辺市議、郡山市では岡田市議が同行しました。本宮市議では、被災したKさん宅へ、約3メートルの高さまでで1階部分は全て浸水。12日の昼頃に自衛隊のボートで助けられ、水は13日の夕方まで残っていたといいます。家の修理の見積もりは1000万円、被災者生活再建支援金は基礎は100万円、修理加算は100万円、これでは家の修理はできません。

本宮「えぽか」、健康増進、子育て、多機能交流施設は避難所に。避難の女性は、浸水1メートル未満の半壊で保証なし。カップの味噌汁は出るが、昼はパン食。数十センチで差をつけるのは問題。床上浸水すれば住める状態ではないと。


本宮の食堂は、1回天井の電灯の笠部分まで浸水。取り壊しを考えたが、早く営業することを考えて改装にした。機械類はほとんど水没。


本宮の菓子屋、機械類、陳列ケースも水没。工場内は1.5メートル。土砂は50センチ積もる。堤防のかさ上げ工事中で工期が遅れていた。台風前に工事が終わっていたら被害は違っていたかもと悔しがっていた。 午後は郡山、逢瀬川の氾濫で市街地が浸水した若葉町、神山県議の水門町の浸水した選挙事務所、避難所の芳賀四小などを調査。

台風豪雨により沢水からの取水ができず生活に支障

15日、好間片寄さんと台風豪雨により給水ホースが破損し、給水できなくなったお宅を訪問。約30年前に地域の地滑り防止の工事をした際に、地下水をくみ上げる井戸のために自宅井戸が枯渇し、沢水を取水していたが、今回の台風豪雨により取水ホースが破壊されてしましました。好間支所に対応を求めました。県にも対応を求めます。

沢水の給水ができなくなり、少量の山水を集めるパイプを設置して急場をしのいでいます
30年前の地滑り工事の際に作った地下水くみ上げの井戸。このために自宅井戸は枯渇しました。
好間4小脇の歩道が好間川の越水により破壊されたため、仮設の歩道を作りました。