いわき市入遠野地域に風力発電、事業者説明会では住民から心配の声

30日、(仮称)遠野風力発電事業の事業者説明会に行ってきました。「原発ゼロ」の実現と一体に再生可能エネルギーの飛躍的な推進は言うまでもありません。しかし、それが地元住民の生活や生業を脅かすものになっては、本末転倒です。いま、いわき市遠野町入遠野地域を中心に三つの風力発電事業が進められています。(仮称)三大明神風力発電事業(遠野町、三万五七〇〇kW、風車最大17基)、(仮称)馬揚山風力発電事業(三和町、三万六千kW、風車最大18基)、(仮称)遠野風力発電事業(遠野町、八万六四〇〇kW、風車最大27基)です。風力発電については、騒音や低周波音、シャドーフリッカー(羽の影がチラチラする現象)、バードストライク(鳥が羽にぶつかる)、景観、工事用道路の建設による自然破壊、動植物への影響など多くの問題が上がっています。
事業者からの説明の後、参加された住民の方々による質疑が行われました。事業者であるアカシア・リニューアブルズ社は、外資系企業で日本の再生エネ関連でも経験豊富と言います。参加された住民の方々からは、騒音や低周波音への不安、馴れ親しんだ地域の景観の変化、湯の岳断層や水環境の変化などまた最近起きた風車の火災の対応や耐用年数が過ぎた風車の撤去の問題など様々な不安が出されていました。この3つの事業で最大62基の風車が入遠野地域を取り巻くことになりますから、住民の方々の不安は十分理解できます。そして、事業者が想定する風車の設置範囲には、八七戸の住宅があり、公共施設や学校が近接していますから、住民の不安はさらに高まるのは当然です。「風力発電は来てほしくない」参加者の率直な思いのようです。
事業者は、こうした住民の不安の解決に力を尽くすとともに、解決できなければ大幅な変更や撤退も視野に入れた決断が求められます。国や県など行政は、住民のくらし最優先の立場で再生可能エネルギーの推進を図るべきだと感じました。

 

実線内が風車建設予定地

9月議会に向け政調会

28日、9月議会を前に各部局が、補正予算や基本的な考え方や提出議案についての説明を議員に行う政調会が行われました。部長、局長から説明を受け審議を行いました。県は、10月に危機管理センターと南相馬オフサイトセンターをテレビ会議で結び原子力災害時の災害対策本部設置運営訓練と、同28日には浪江町を対象に住民避難訓練を実施します。浪江町は、事故当時、情報がなく放射線量が高い地域に避難するなど大変な体験をしています。実効性のある訓練でなければなりません。また保育の質の向上のとりくみでリーダー研修、保育所等の安全対策でも訪問し安全対策の助言を行うとともに事故防止に関する研修を行うとしています。当然こうした研修による意識改革は必要です。同時に保育士さんの処遇の改善が必要なことは言うまでもありません。

9月議会は9月19日から10月4日までの16日間。

議会報告会で懇談、庶民は大変なのに「政党助成金は許せない」

27日、内郷と好間の共産党後援会主催の「つどい」が高坂中央集会所で行われました。くまがい智衆院5区予定候補、溝口民子市議とともに。私は、県政を中心に報告し、市政、国政などで懇談しました。国保税の負担は大変なこと。庶民の苦労をよそに、共産党以外の政党は政党助成金を受け取るのは許せないなど、意見が出されました。

 

青年と納涼バーベキュー大会

26日、夕方から日本共産党青年後援会の納涼バーベキュー大会。共産党東町事務所で、事務所の駐車場で炭で火を起こす本格的なもの。若い人たちとの交流を目的にし、民青や共産党を知ってもらおうというもの。食べきれないほどの肉や野菜と消化を助けるために卓球も行いました。肉がおいしかった。ご近所のみなさんご協力ありがとうございました。

高校統廃合問題で懇談、「地域に必要な学校残してほしい」と

23日、福島県塙役場を訪問し、高校統廃合問題で宮田町長、秦教育長のお話を伺い懇談しました。県教育委員が打ち出した、1学年3学級以下の高校の統廃合で、塙町の塙工業高校も対象になっています。町長は、高校が廃止となれば、地域に与える影響は大きいと話し、過疎化や工場の撤退も懸念される。高校存続のために町としてもできる限りのことはしたいと話していました。

引き続き、塙工業高校に伺い、佐藤校長、深沢教頭とも懇談しました。校長は、塙工業は地域が育て、就職率は100%、離職率も低く、教師が一丸となって教育に当たっている。小規模校ならではの教育と話していました。

懇談は、高縁光党塙町議、鈴木正一党県南地区委員長と一緒に行いました。

宮田塙町長との懇談
佐藤塙工業高校校長との懇談

 

朝の宣伝行動、支部・後援会の皆さんと

22日、坂本康一市議が行う朝の街宣に参加しました。坂本市議は、小名浜地域の支部、後援会の皆さんと一緒に行っています。安倍政権の暴走政治、憲法9条改定、核兵器禁止条約、原水禁世界大会など二人で訴えました。何人か車から手を振って声援してくれました。

21日は、内郷の支部、後援会の皆さんと内郷事務所前で朝の宣伝行動をしました。小雨が降る中でしたが、ここでも車からの声援がありました。

22日の小名浜での宣伝行動

小名浜マリンブリッジ見学

20日、小名浜マリンブリッジを見学しました。橋の中央部分まで歩道を歩くことができます。工事用車両の通らない日曜日だけの開放です。途中地元高野でお世話になっている方にお会いしました。橋の頂上部分からの眺めはいいものです。

私立幼稚園・認定子ども園教員研修大会と議会報告会

19日、第5回福島県私立幼稚園・認定子ども園教員研究大会(いわき大会)に参加しました。いわき市常磐市民会館で行われました。今回で5回目で全県から850人が集まったそうです。幼児教育の大切さは、言うまでもありませんが教育は社会の未来を創る仕事だと思います。

主催者ホームページから

夕方からは、共産党平窪後援会の議会報告会へ渡辺博之市議とともに参加しました。私からは6月県議会報告を中心に、渡辺市議は市の財政状況を中心に話し懇談しました。私は、県が進める水素社会実現のための、製造拠点や水素ステーションへの補助金投入よりくらし、生業復興のための投資が大事と訴えました。

団会議と「国保事業の県移管にともなう要望について」の申し入れ

17日、県議団会議。日程の確認と9月議会での質問の打ち合わせ。代表質問は宮川えみ子県議。一般質問は吉田英策が行います。

午後は、党福島県議団と党福島県地方議員団で、知事に対し「国保事業の県移管にともなう要望について」の申し入れを行いました。国民健康保険は、所得が200万円で30万円を超える負担を強いられるなど、支払い能力を超え住民生活を脅かす問題になっています。申し入れは8項目で、国民健康保険は社会保障制度であること。県としての独自の繰り入れを行い負担軽減を図ること。県移行後も税率など市町村の独自判断による決定を尊重すること。などを申し入れました。

 

 

 

5ヵ所で街頭宣伝、憲法守り、戦争する国づくり許さず

16日、内郷くまがい行動に合流して5ヵ所で街頭宣伝を行いました。内郷、好間地域のスーパー前でくまがい智さん、内郷の党支部・後援会のみなさんとい一緒に。前日は、72回目の終戦記念日であり、反戦と安倍首相が進める戦争する気にづくりを許さず、憲法を守ることを訴えました。