「ゆうきの里東和」ふるさとづくり協議会の多彩な地域おこし、日本農業のあるべき姿を垣間見る

13日、共産党県議団は、二本松市の「ゆうきの里東和」ふるさとづくり協議会が進めるふるさとづくりの取り組みを視察しました。まず、「ゆうきの里」づくり施設地域資源循環センター(有)ファインの堆肥づくり。循環型有機農業を目指す有志により平成15年に設立されました。菅野牧場を核として牛ふん、もみ殻、食品残さを活用した堆肥の生産し元気な地域づくりを応援しています。

バックに移っているのが堆肥をつくる施設

次に訪問したのは、ふくしま農家の夢ワイン株式会社。福島の農業の復興めざして、農家により設立されました。農家自ら原料生産から醸造、販売まで手かけ付加価値を高める6次産業化を実践しています。

次は、農家民宿「遊雲の里」。1年を通じて農業体験ツアーを組み里山と都市をつなぐ体験交流、春は田植え体験と山菜狩りツアー、夏はちまきつくりなど。農の価値、里山の恵み、地域の力、耕す福島を発信しています。

そして最後は、道の駅ふくしま東和でゆうきの里東和ふるさとづくり協議会の武藤一夫理事長から、とりくみ全体のお話を伺いました。青年団活動から気心の知れた仲間が集まり地域づくり、地域おこしを行う。日本農業のあるべき姿を聞いたような気がしました。

馬場いさお浪江町議、二本松で第一声

13日、浪江町議選告示。馬場いさお町議は二本松市の石倉団地の復興住宅で第一声を行いました。原発事故から6年、まだ避難先での選挙です。県議団も神山悦子団長、宮川えみ子県議、私と3人で応援に駆け付けました。馬場さんは、一度は引退を決意したが避難している町民におされ、町民切り捨てを許さず、国、東電の責任を問いたいと立候補を決意したと訴えました。

浪江町議選13日から始まる。馬場町議と街宣

10日、馬場いさお浪江町議といわき市内で街宣をしました。浪江町議選挙は13日告示、23日投票です。いわき市内には3000人以上の浪江町民が避難をしています。長期にわたる避難生活で大変です。国、県に避難者、福島県民へ支援の継続を訴えました。下神白復興住宅や宮沢復興住宅では、多くの浪江町民が激励してくれました。

いわき駅前での街宣
下神白復興住宅での街宣

伊方町議選応援に

3日、4日と愛媛県伊方町議選の応援に行ってきました。候補者は、お隣の八幡浜市議を辞めて伊方町に移住し立候補する遠藤もと子さん。昨年8月、四国電力の伊方原発の再稼働の際、伊方町議会は全員が賛成するという原発の町で反対の声を上げなければと移住を決意したといいます。77歳になる遠藤さんの姿がたくましい。街宣する遠藤さんには町民の声援が寄せられます。必勝を祈願しています。

左から白川よう子香川県議、遠藤もと子さん
伊方原発をバックに

 

 

学校給食費無償化を求める会設立総会

28日、学校給食費の無償化を求める会の設立総会に参加しました。設立の訴えでは、「子供の6人に1人が貧困といわれるもとで『新入学の制服が買えない』『修学旅行中のグループ行動分の小遣いが準備できない』などの声が寄せられている。震災原発事故から6年。いまだ原発事故は収束どころか事故原因さえ明確に把握できず、県民は低線量にさらされています。この福島で子供を産み育てることを応援したい。」としています。

 

21世紀の森公園屋内多目的広場(グリーンベース)落成式

27日、21世紀の森公園屋内多目的広場の落成式に参加しました。全天候型の屋内広場でフットサルやテニス、ゲートボールが楽しめ、災害時には食料や衣類等の救援物資を市内各地に効率的に届ける、集積・分配機能を担うといいます。愛称はグリーンベースです。

藤原川流域水害調査

25日、いわきの藤原川流域の矢田川、釜戸川など、水害地域の調査をしました。案内してくれたのは、鹿島で役員などもしている海老根さん。私と坂本康一いわき市議と遠藤さん。住民の方々から「大雨が来たら心配」「東日本最震災で下がった堤防はそのまま」窓の声が寄せられているそうです。

藤原川では、水管橋の補修工事が行われています
震災で地盤が下がり、段差ができた歩道

 

 

小学校卒業式、地元高野小は6人が卒業

23日、小学校卒業式。地元いわき市立高野小学校の卒業式に参加しました。私は、PTA顧問という立場。PTA会長、区長、民青児童委員、老人会会長、交通安全母の会など多数の来賓の方が参加していました。卒業生は6人と小さな学校ですが、大きな夢をもって中学校に進んでもらいたいものです。

自主避難者の住宅無償提供終了にかかわり緊急申し入れ

22日、自主避難者の住宅無償提供終了にかかわる緊急申し入れを行いました。県の調査でも227世帯が4月以降住宅が未定となっていることから、強制的な打ち切りはせず、避難者個別の事情を丁寧に把握し人道的立場で見通しが立ちまで入居を認めることなどを申し入れました。これに対して、県は、個々の状況をよく把握して対応すると答えました。

申し入れる共産党県議団