小野町一般廃棄物最終処分場の変更許可申請は認めるべきではない!

17日の生活環境部の審査で小野町一般廃棄物処分場の変更申請について質しました。県は、同廃棄物処分場の許可申請に対する意見照会を小野町、いわき市などに行いました。(回答期限は11月29日)いわき市からは反対意見が寄せられていいます。意見を紹介しながら、県は許可申請を認めるべきではないと質しました。

いわき市は、24項目46件に対して意見を述べています。意見の主なものは、新設の土堰堤は、近年の集中豪雨などを踏まえると、廃棄物や浸出液を防止することはできないこと。既設の浸出液集排水管は、施設後20年を経過し、適切な管径を確保されていないこと。既設の遮水シートは経年劣化しており、再搬入による過重に郷土及び耐久力に耐えられないこと。などを指摘し、いわき市民の水道水源、農業用水として利用されているものであり、当該処分場への廃棄物の再搬入は容認できないとしています。

東日本大震災、原発事故、台風19号など数々の自然災害、新型コロナウイルスで二重三重に苦しめられており、更に飲料水や農業用水の汚染にもつながりかねない、一般廃棄物最小処分場の増設の変更申請は、決して認めるべきではありません。