15日、郡山ミューカルがくと館で行われた、ふくしま民主教育研究センター、福島県民間教育研究団体協議会が主催する教育問題講演会に参加しました。会館の名前が変わっていますが、郡山市音楽文化交流館です。講師は日本共産党文教委員会責任者で教育問題研究者の藤森毅氏。演題は、「『戦争する国づくりと教育の課題』子どもたちに寄り添う教育をつくりだすために」と題する講演。
子どもたちが荒れる原因には、親の長時間残業などゆとりの持てない生活がある。不登校は子供たちの最後の最後の「助けて」というシグナルで強制的に解決しようとしても事態の悪化をまねくだけ。不登校の期間で「立ち直れた」という不登校経験者も。子どもも教師も親も本当に「ゆとり」を持ってこそ寄り添う教育になる。
利益第一主義、数値目標至上主義の新自由主義の克服こそ本当の教育が花開くことになると思う。