17日、岩渕友参院議員と県議団は野崎福島県漁連会長とトリチウム汚染水の処理などについて意見を交換しました。経産省がトリチウム汚染水についての説明・公聴会を8月末に富岡、郡山、東京で開催するとしています。
試験操業が進みほとんどの魚種が水揚げされていますが、いまだに震災前の2割といいます。消費者の15%は福島産の農水産物は購入しないとしているなど、まだまだ原発事故の影響は払しょくされていません。汚染水処理に慎重になるのは当然です。まして、海洋放出など国民の理解を得られていません。野崎会長は、汚染水の処理方法が海洋放出ありきで進むことに懸念を示し、万が一海洋放出ということになれば、試験操業など、この間の本格操業に向けた、県漁連や各漁協の努力が無駄になってしまう。海洋放出には反対を貫く。と話されました。
県漁連懇談終了後、高野町の太陽光発電の崩れた法面を視察しました。復旧工事が進み道路の通行止めは解除されるといいます。