「カジノ」いらない掲げ街宣、「風力発電認めないでほしい」会が県に申し入れ

18日、定例の朝街宣。溝口民子いわき市議、宮・高野支部の皆さんと行いました。東電が福島第2原発の廃炉の検討を具体的に行う方針を示したことに、7年3ヵ月たっての決断で県民の世論と運動に追い詰められての決断であり、当然のことと訴えました。また、緊迫するカジノ法案をめぐり、15分で作ったというプラカードを掲げ、廃案に追い込もうと訴えました。

「日本にカジノはいらない」のプラカードを掲げ街宣

午後は、遠野の環境を考える友の会が知事に「発電事業を認めないことを求める」要望と追加署名の提出を行い、終了後記者会見を行いました。会の要望は「いわき市遠野町に計画されている保安林の解除及び発電事業を認めないことを求める」もの。森林保全課は、森林法に沿って対応せざるを得ない、エネルギー課は、経産省が改定した風力発電のガイドラインは、住民理解に重きを置いている、事業者にもその立場で申し入れると述べるにとどまりました。事業者は、「市や県が推進するから貢献したい」と述べていることから、県に対して、遠野地域が風力発電に適切な場所であるのか質しましたが明確な返答はありませんでした。

知事に申し入れを行う遠野の環境を考える友の会のみなさん
県への申し入れ後、記者会見を行う「会」のみなさん