30日、遠野の環境を考える友の会のみなさんと農水省、環境省、経産省へいわき市遠野町に計画されている風力発電事業の中止を求める申し入れを行いました。農水省には、水源涵養保安林の解除は行わないこと、環境省には環境に大きな影響があることから事業の中止・撤回の意見を出すこと、経産省には事業の中止・撤回の勧告を出すことを求めました。岩渕友参議院議員、武田良介参議院議員、市田忠義参議院議員秘書の佐々木勝吉さんが同席してくれました。この中で保安林の解除は、水を利用している人や利害関係者の意見を聞く必要があること、地域住民の合意が前提であることが確認できたと思います。経産省は、認可を出す場合の検討材料として署名や住民の声は大事にするとの答えでした。反対署名は86%、予定地の直近では96%の反対の声です。この日の交渉でも会の佐藤代表は、「万が一住民への被害が出たらだれが責任を取るのか、この事業は中止氏ともらいたい」と気迫の訴えを行いました。